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イラスト集/ 藤井家・次故郷：一世父女情、一份懷念心、一段台灣行台湾版藤井克之墨彩画

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『イラスト集/ 藤井家・次故郷：一世父女情、一份懷念心、一段台灣行台湾版藤井克之墨彩画』はYahoo!オークション(旧ヤフオク!)でkJ-e3660511f2から出品され、3の入札を集めて04月20日 22時 48分に、3,089円で落札されました。決済方法はYahoo!かんたん決済に対応。即決価格は3,089円でした。福岡県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはYahoo!かんたん決済、取りナビ(ベータ版)を利用したオークションでした。

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新潟県在住の墨彩画家、藤井克之氏の画集！藤井氏の娘、小百合さんは、15歳のときにうつ病を発症し、苦しんでいた。26歳で初めて台湾を訪れ、台湾が好きになる。その後、中国語を猛勉強し、台湾での仕事、生活をするようになり、彼女のうつ病の症状は癒されていった。しかし、一年ちょっと経ったとき、彼女は乳がんと診断される。日本へ治療のために戻らなければならなくなり、32歳という若さで亡くなる。藤井氏は、娘への想いを抱えながら、娘が生前愛した場所、彼女が歩いた道、彼女が生活、旅行した場所を探索し、台湾の風情、人情を文章と墨彩画で描いた。今では藤井氏にとっても第二の故郷となっている。「あなたの娘さんは台湾に住んでいるの？それとも日本へ戻ったの？」と娘のことを聞かれると、私は天を指さして、今は天国にいるよ。と答える。私のつたない中国語を聞いて、お店の人たちは、静かに私を見る。私たちが話したくても、言語の壁がある。挨拶以外、出てくる言葉がなく、何も聞けない。皆が意気込みがなくなり沈黙していると、その沈黙を破るために私は陳列してある陶器を見ているふりをするのだ。「娘さんにあげて。」店員さんは、自分が作った茶杯をくれる。茶杯には、赤い牡丹の模様が描かれており、最初に目に留まった作品だった。店員さんは笑みを浮かべながらも目を潤ませていた。私は申し訳なく手を伸ばして受取り、何度も「謝謝（ありがとう）」と言った。私たちのお互いの涙は、じれったいとか意気込みをなくした時を埋めるかのようだった。たとえ、言葉が通じ合わなくても、私は店員さんの気持ちを充分に受取った。店員さんは、私がどうしてここに来ていたかの理由がきっとわかっていたんだろう。台湾で日本語を教え、日本と台湾をつなぐ懸け橋となった小百合さんの物語の映画化が決まっている。日台合作で2021年春に公開予定である。

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